ベストコンディションでい続けるために

【ベストコンディションでい続けるために】
「生涯現役」を実践するうえで、私が続けていることのひとつ。
それは、ズバリ!お相撲さんの「股割り」です。

■ 始めたきっかけ
ロンドンに住んでいた2004年頃、体調を崩して調子が悪くて何とかしたかった。
そんなとき、3分でできる4つの股関節体操「真向法体操」という本に出会い、見よう見まねで始めました。もう16年も前のことです。
特に体が硬いタイプではなく、前屈すれば床に指先はつく程度。

ただ、お尻のあたりの筋肉が攣りそうで思うように開脚そのものができませんでした。開脚ストレッチ(股割り)ができたら健康に戻ると思い、毎日30分、週末などジムで1時間ぐらいたっぷり続けました。

■ いつ頃から股割りの形になってきたか?
ほぼ毎日ストレッチを続け、ある時は股関節の違和感だったり筋肉の痛みが出てはしばらくして消えることが続きました。7ヶ月たった頃から開脚して前に倒せるようになってきました。ただ、まだ膝の裏は床から離れ、頭から曲げている感じで、背中が丸まったままでした。

「腰から入る」というか「臍を前に出す」感覚で、股関節に体重が乗って倒せるようになってきたのは1年数ヶ月たった頃でした。

■ 股割ができて何がどう変わったか?
体の不調は徐々になくなり、ストレッチをしたあとの爽快感がたまらなく気持ち良いので、習慣となりました。姿勢が良くなって、腰痛とは無縁になり、体調が良いので精神的にも前向きな気持ちになり完全復活することができました。
ところが、4年ぐらい前からなぜかあまりやらなくなりました。するとマラソンのトレーニングの後に腰が重くなり、ある時は軽いぎっくり腰になり、再び股関節体操をやることにしました。いまも積極的に続けています。

何も道具を使わず手軽に死ぬまで続けられるので、生涯現役を目指す私にとって、強い武器のひとつだと思っています。

最後にこの股関節体操(真向法体操)にどんな効果があるのか?
それはなぜなのか?
①「コマネチ」の股(股関節)部分に人体最大のリンパ節がある。
②この起倒体操は、その部分を圧迫したり緩めたりする。
③それに伴い、リンパ液が、強制的に押し出される。
④リンパ球は、ウィルス等に立ち向う戦士(免疫)。
血液の流れとともに、リンパの流れが促進されるので免疫力が高められ、病気にかかりにくい。だそうです。